前回と同様の内容を復習するメリット
私もそうですが
みんな新しいことを学ぶのは大好き。
特に新作なんてウキウキするものです。
私の場合、コスメにいたっては
新作がでると「触りたい…塗ってみたい」と
思って百貨店へいくこともあります。
犬服も同じで
新作の型紙が出ると
飛びつきたくなる1人です。
犬服教室でも
生徒様は縫ったことのない型紙に
目をキラキラさせて
「これが作りたい」とおっしゃいます。
私はその要望を可能にするために
「これが作りたい」の「これ」のレベルまで
生徒様を上げるカリキュラムを考えます。
そうなんです。
全員がはじめから超難関の型紙に挑戦することは
不可能なんです。
4時間という時間の縛りもある。
縫う速さというよりかは、縫うまでの時間がかかりすぎる。
手際の良さが必要となってくるんです。
もちろん、私のレクチャーがどうのこうの…もあると思いますが
98%は生徒様の手際の良さがカギとなってくるんです。
この手際の良さというのは鍛えることができます。
どう鍛えるのか?
それは反復練習です。
何度も同じことをします。
それを正確に早くできるように
何度も何度もします。
「え~、そんなの一度教わったらわかるよ~。」
「結局、玄人さんがいうのってそういうことだよねぇ」
と、思うかもしれません。
欲しい言葉じゃなかったかな?
反復練習が一番の近道だと思っています。
だって、マチ針うつのは、自分だし、
生地を裁断するのも自分。
他の誰も手伝ってくれない。
自分しかいないんだから。
自分の手際をよくするのは、自分しかいない。
入門講座ではタンクトップ・Tシャツ・ラグランTシャツをつくります。
基本の3着。
同じことの復習をする箇所はたくさんあります。
そのたびに、生徒様はつまずいてしまう。
だから反復練習をして
立て直す。
もし1着だけだったら?
反復しないで、練習しないで
1着だけ作れた。
その事実のみで、本当の意味の習得は…
難しいと思います。
生徒様の中には他の教室でタンクトップのみを作ったことがある方がいましたが
「家で作れなかった」
と、教室へ来られた方もいらっしゃいます。
復習って、大切なんですよ。
大切な時間を使って
教室へ来てくださる生徒様には
しっかりとおうちで作れるようになってほしい。
反復練習は無駄ではありません。
昔の型紙をひっぱりだして
もう一度作ってみませんか?
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